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2023.08.31 ニュースリリーストピックス

テクノロジーを駆使したサーモンや、地産地消を目的に生まれた真鯛など 今話題の「ブランド養殖魚」を使った寿司ネタ 水産資源の保護だけじゃない!「ブランド養殖魚」の魅力をご紹介

テクノロジーを駆使したサーモンや、地産地消を目的に生まれた真鯛など
今話題の「ブランド養殖魚」を使った寿司ネタ
水産資源の保護だけじゃない!「ブランド養殖魚」の魅力をご紹介



株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:江見 朗)のグループ企業である株式会社ライドオンエクスプレス(以下:当社)が運営する宅配寿司「銀のさら」(以下、「銀のさら」)では、日本全国各地で生産されたこだわりの「ブランド養殖魚」を定期的に期間限定商品として販売しています。近年、水産資源の保護の視点でも注目されている養殖魚について、「銀のさら」で2022年から2023年にかけて扱った「ブランド養殖魚」の特徴や飼育法、商品にする際の工夫をまとめてご紹介いたします。

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■"天然魚"と"養殖魚"を取り巻く社会背景とは!当社が「ブランド養殖魚」を扱う理由
「銀のさら」では、"いま!これ!勝負ネタ"と称して、今おススメしたい希少で価値のある魚を、期間/数量/WEB限定で販売しています。
2021年4月から始まり、今までで延べ67種類もの魚を取り扱ってきましたが、その中で昨年2022年から増えてきているのが、地域を軸にした養殖魚や、最新のテクノロジーを駆使し環境に配慮して育てられた「ブランド養殖魚」と呼ばれる魚です。

"養殖魚"とは、魚を稚魚のうちから養殖場に入れ、人の手を介して成長させた魚のことを言います。一方"天然魚"とは、人の手を介さず完全に自然の中で育った魚のことを言います。従来、日本では"天然魚"は価値があり、高級なものとされてきましたが、現在は新しい技術開発が進み、多くの"養殖魚"が誕生し、天然魚さながらの高クオリティで市場に並んでいます。
しかしながら、地産地消を意識した養殖魚や、最新のテクノロジーを駆使した環境に優しい「ブランド養殖魚」は、未だ需要量が少なく、供給にコストがかかりすぎてしまうことが大きな課題となっています。
これまで「銀のさら」では、天然資源を乱獲しないために、様々な養殖魚を取り扱って参りましたが、そんな「ブランド養殖魚」を期間限定商品として取り扱うことで、日本の養殖魚の未来を救う第一歩となればと思い、多くの水産業者の皆さまと手を結び、全国のお客様へお届けしています。


■さまざまな特徴をもつ「ブランド養殖魚」
「銀のさら」で2022年~2023年の間に扱った「ブランド養殖魚」を以下の3つの特徴にわけてご紹介します。

① "地元の名産品×魚"から生まれた新たな養殖魚:『愛南ゴールド真鯛』、『つばき鯛』
② 新技術を使った未来的な養殖魚:『近大生まれマグロ』、『白寿真鯛0(ゼロ)』、『渥美プレミアムサーモン』
③ 土地の環境・土壌を活かした養殖魚:『ホワイトサーモン』、『大槌サーモントラウト』
※全て、現在は販売しておりません。


【① "地元の名産品×魚"から生まれた新たな養殖魚】

― 愛南町の海と山のハイブリット魚、『愛南ゴールド真鯛』



『近大生まれ 愛南ゴールド真鯛』は、水産資源の枯渇問題に立ち向かう「近畿大学水産研究所(以下、近大」)の人工種苗で生まれました。
愛媛県愛南町で育てた「近大生まれ真鯛」に、同じ愛南町の名産フルーツ「愛南ゴールド」のエキスを魚の隅々に行き渡らせることで、臭みが少なく柑橘のスッキリとした風味の、愛南町の海の宝と山の宝のハイブリット魚です。


『愛南ゴールド真鯛』 1貫356円(税込)(2022年2月発売)

水揚げ後に水槽でストレスフリーの状態にした「近大生まれ真鯛」を、特殊技術で鮮度抜群のまま血抜きを丁寧に行うと同時に、「愛南ゴールド」のエキスを注入。
ここまでを締めてから約5分の短時間で行うことで、圧倒的な鮮度を保ち、余計な臭みを出さずに、ほのかな柑橘の風味が感じられるように仕上げています。真鯛特有の歯ごたえと甘さと旨み、魚の臭みの少ない柑橘の爽やかな風味が特長的な一貫です。


― 長崎県五島列島の名産「椿の葉」を餌に混ぜて育てた、『つばき鯛』



『「離島振興」と「地方創生」をめざし、日本を豊かな「食列島」にする。』を掲げる「一般社団法人 離島振興地方創生協会」。
同協会の考えに賛同した生産者が育てる『つばき鯛』は、長崎県五島列島の名産である「椿の葉」を餌に配合して育てられ、脂質が高く、養殖臭も少なく、変色が遅いことが特徴です。


『つばき鯛』 1貫378円(税込)(2023年2月発売)

「つばきの葉」は健康食品やお茶としても多く利用され、抗酸化作用・血流改善・免疫力の増加があると期待されています。
「銀のさら」で販売した際は、上質な脂の旨味を楽しめる『つばき鯛』の握りと、専用の漬けダレで漬け込むことでねっとりとした食感が楽しめる『づけつばき鯛』を提供いたしました。


【② 新技術を使った未来的な養殖魚】

― 世界初、完全養殖によって「クロマグロ」の稚魚を生産した『近大生まれマグロ』